
アプリ内の各フィールドに対して個別の集計方法を適用し、レコード一覧画面で各集計値を表示するためのプラグインです。レコード一覧画面ごとに、個別のテーブル集計を設定できるため、一つのアプリに対し、多角的なデータ解析も可能です。
単一フィールドでの集計だけでなく、フィールド間の合計比率、増加率、件数比率の集計も可能であり、またサブテーブル内のフィールドの集計にも対応しています。日次、週次、月次、四半期、半期、年次での表示の切り替えもでき、範囲を自由に選択しCSV形式でエクスポートすることもできます。モバイルにも対応しており、痒いところに手の行き届いた、Kintoneユーザー待望の集計プラグインです。
表示画面
プラグイン設定画面


■デフォルト値の設定画面は可能な限りシンプルで直感的にわかりやすいデザインになるように心がけています。


■レコード一覧画面のテーブル内の見出しを任意で設定できますが、空白の場合も、自動で対象フィールド名+集計方法が表示されるようになっています(例:売上 [合計])。また、テーブルの表示順はドラッグ&ドロップで簡単に変更できます。
レコード一覧画面

■集計テーブルは必要最小限の大きさで、全体を把握しやすいデザインになっています。テーブルの縦幅・横幅が表示画面以上になる際には自動でスクロール可能になります(ヘッダー、見出しは常時固定)。また、当日~当年に該当する列は自動で色付けされます。

■期間範囲は即時変更可能で、対象アプリデータ全体の変動や進捗を漏れなくトラッキングできます。

■「分類」フィールドを指定すると、指定したフィールドの値ごとの集計を表示することが可能になります。

■フィルターでの絞り込みも適用されるので、特定条件下での集計も問題ありません。

■外部アプリで活用される場合には、任意の期間範囲での一括CSVエクスポートが可能です。
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プラグイン仕様
[種別]
Kintone専用プラグイン
[対応デバイス]
PC・モバイル両対応 (CSVエクスポート及び各種設定はPCのみ)
[集計可能フィールドタイプ及び選択可能計算式]
数値、計算
>合計、平均、最大、最小、標準偏差、中央値、最頻値、件数、合計比率、増加率、件数比率
レコード番号
>最大、最小、標準偏差、中央値、最頻値、件数、件数比率
日付、時刻、日時
>最大、最小、最頻値、件数、件数比率
文字列 (1行)、リンク、ドロップダウン、ラジオボタン、チェックボックス、複数選択
>最頻値、件数、件数比率
*複数選択可能フィールドの件数は、チェックされている選択肢の合計数です。
文字列 (複数行)
>件数、件数比率
作成日時、更新日時
>最大、最小、最頻値
作成者、更新者、ステータス
>最頻値
[主な設定値]
有効化...対象のレコード一覧画面(ビュー)で集計テーブルを表示する場合にはチェックONにする。
現在のビュー設定を保存...設定中のレコード一覧画面(ビュー)の設定を保存する際に実行。
その他コントロールボタン...4つのコントロールボタンで効果的な設定が可能。
・現在のレコード一覧画面(ビュー)の設定を他のビューにコピーする
・現在のレコード一覧画面(ビュー)の設定を初期化する
・現在のレコード一覧画面(ビュー)の設定をダウンロードする
・ダウンロードしたファイルから設定をインポートする
基軸にする日付フィールド...日付形式か日時形式のフィールドから選択可能。
週の始まり...月曜日か日曜日から選択可能。
年度開始月...1月~12月の範囲で選択可能。
月の開始日...1日~25日の範囲で選択可能。
デフォルト表示...レコード一覧画面が開かれた際のデフォルトの期間形式を 日次 週次 月次 四半期 半期 年次 から選択可能。
対比表示...「前年比」「前月比」「前期間比」と「比率」「増加率」との組み合わせで、前の期間のデータを並べて比較する際の設定が可能。
分類フィールド...分類(最大3階層)を設定し、分類ごとの集計結果を表示させたい場合の設定が可能。また、分類列のソートを「昇順」「降順」で設定可能。
日付フォーマット...テーブルの見出しや期間表示形式を、YYYY-MM-DD か YYYY年M月D日 から選択可能。
CSVフォーマット...CSVエクスポート時の表形式を 日付-列 か 日付-行 から選択可能。
小数の処理...小数の処理ルールを 四捨五入 切り上げ 切り捨て から選択可能。表示する小数の桁数を数値で指定可能。
月次で小計を表示...初期値はチェックOFF。チェックONにすると、「月次」で四半期、半期毎の小計列(Q1、Q2、Q3、Q4、H1、H2)を表示させることが可能(CSVエクスポートは対象外)。
テーブルを拡大表示...初期値はチェックON。チェックOFFにすると、テーブル表示領域の高さを狭めることが可能。
集計内見出し...レコード一覧画面のテーブル内の見出しを任意で設定できます。空白の場合は、自動で対象フィールド名+集計方法が表示されます(例:売上 [合計])。
[処理詳細]
・レコード一覧画面の絞り込み条件も集計時に反映されます(表示、CSVエクスポートの両方に反映されます)。任意の条件で集計されたい場合には絞り込み機能を併用してください。
・年度開始月と月の開始日の値は、集計の際の基点になります。例えば、年度開始月が4、月の開始日が15の場合、15日~翌月14日がひと月として扱われ、4/15~翌年4/14が一年度として扱われます。
・週次のCSVエクスポートは、開始日を基点に終了日まで1週間ごとに集計された値が生成されます。
・レコード一覧画面で表示されるフィールドの順番は、プラグイン設定画面内のフィールド昇順と同一です。プラグイン設定画面で、フィールド表示名の左側のアイコンをドラッグ&ドロップし、順番を入れ替えることができます(ドロップ先の手前に移動します)。
・アプリレコード数、集計フィールド数、対象期間が大きくなるほど、表示またはCSVエクスポートが完了するまでの集計処理時間が長くなります。レコード数が数千程度まではさほど体感はありませんが、レコード数が数万程度以上になるにつれ顕著になります。
・プラグイン設定画面でフィールドを選択する際は、 フィールド名 [フィールドコード] の表記で選択肢が表示されます。サブテーブル内フィールドの場合は フィールド名 [サブテーブルコード.フィールドコード] の表記で表示されます。
・集計テーブル内の色合いは固定です(変更できません)。
・集計テーブル内の当日~当年に該当する列は自動で色付けされます。
・レコード一覧画面に表示されるテーブルの見出しやヘッダーは、行や列をスクロールしても常時固定されるため、数値確認時の視認性が損なわれにくくなっています。
[注意事項]
アプリレコード数、対象期間が大きくなるほどAPIリクエスト数が増加します。通常の使い方の範囲であれば、kintone仕様上限値に達する可能性はほとんどありません。しかし一度の使用で何十回も年度を変更したりCSVエクスポートをいくつも作成したりし続けていると、上限値に達してしまう可能性もありますので、お使いの環境によってAPIリクエスト数にはくれぐれもご注意ください。
[領収書の発行]
ご購入後、お問い合わせよりご依頼いただければ発行させていただくことが可能です。
[バージョン履歴]
Ver1.1
・レコード一覧画面ごとに個別のテーブル集計を設定できるようになりました。
・任意で分類(最大3階層)を設定し、分類ごとの集計結果を表示できるようになりました。
・「対比表示」に対応し、自動で前年・前月・前期間等のデータと比較することができるようになりました。
・「日次」と「月次」で「合計」列が表示されるようになりました(CSVエクスポートは対象外)。
・「月次」で四半期、半期毎の小計列(Q1、Q2、Q3、Q4、H1、H2)を任意で表示できるようになりました(CSVエクスポートは対象外)。